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2001年度第5回議事録

日本混相流学会
2001年度第5回理事会議事録

日時:平成14年6月15日(土)13:00-17:00
場所:慶応義塾大学 三田キャンパス 監察局 第3会議室
出席者:
役員:深野徹(会長),柘植綾夫(副会長),小澤守(副会長),井小萩利明(副会長),菱田公一(国際部会長),稲葉英男(企画部会長),片岡勲(学生会),竹中信幸(混相流リエゾン担当),齋藤隆之(総務部会長),
理事会構成員:中村正秋(日本混相流学会年会講演会・混相流シンポジウム実行委員長),東恒雄(日本学術会議水力学・水理学専門委員会委員),近藤健(事務局)

 配布資料
2001年度第5回理事会議題  [2001-5-00]
2001年度第1回~第3回理事会議事録  [2001-5-01]
2001年度第4回理事会議事録(案)  
企画部会報告  
国際交流部会報告  
情報部会報告  
年会講演会2002および第21回混相流シンポジウム参加者募集要項  
日本混相流学会会則等  [2001-5-02]
日本混相流学会平成13年度学会賞審査結果報告  [2001-5-03]
日本混相流学会2002年度役員選挙のまとめ  [2001-5-04]
日本混相流学会設立15周年記念行事(案)  [2001-5-05]
日本混相流学会2002年度役員(案)  [2001-5-06]
年会講演会2003および第22回混相流シンポジウム  [2001-5-07]
2002年度総会への準備事項  [2001-5-08]
財務委員会報告  [2001-5-09]
会員状況  [2001-5-10]
年会講演会2002および第21回混相流シンポジウムプログラム  [2001-5-11]
日本混相流学会学生会活動報告  [2001-5-12]

議事:

I. 報告・確認事項

 1.第4回議事録の確認
2001年度第4回理事会(2002.3.30)の議事録(配布資料2001-5-01)を承認した.内容については,Eメールによる回覧で確認済みであり,インターネット運営委員長に送付,公開することとした.

 2.2001年度活動報告
2.1 企画部会活動報告
稲葉企画部会長より,配付資料2001-5-01に基づいて下記企画部会関連の活動報告が行われた.
・研究会
・混相流学会将来構想検討WG
・リエゾン
・レクチャーシリーズ
・インターナショナルレクチャーコース
・OMF
リエゾン専門委員会における「北海道パイプラインプロジェクト」,「産学リエゾン共同研究・日曹エンジニアリングとの共同研究」,「ボンテラン研究会」については,活発な活動を行っているが,活動をとおして得られた成果の帰属ならびに著作権等について,整理が必用との意見が出された.
レクチャーシリーズについては,運営が厳しい状況にあることから,情報の奪い合いを回避する上でも本質的な見直しと宣伝の仕方の工夫が必要との意見が出された.
混相流学会将来構想ワ-キンググル-プによる検討結果がほぼまとまり,7月1日には会長に答申する予定である.この結果を活かすために,項目ごとにWGを立ち上げてアクションプログラムの策定を行う必用があるとの意見が会長より出された.
混相流オーガナイズドフォーラムに関しては,次回を北海道か関西にしてはどうかとの意見が出された.
2.2 国際部会活動報告
菱田国際部会長より2001-5-01に基づいて説明が行われた.資料国際部会は,4つの委員会構成で活動を行ってきた.国際連携については,IMuSTおよびEMSIとの連携を進めてきたが,研究ネットワークのグローバル化に向けたキックオフを図った.会員名簿の交換,メールアドレスの交換,データベースの共有化などが想定されている.学問分野,技術の動向を見定めて,問題点の整理を行いながら連携の方法を模索していく.
ICeMにおいては,17号,18号のICeM News Letterを発行した.また,ICeMホームページを開設した.二相流データベースについては,日本原子力学会の「二相流データベースの評価・整備専門員会」とデータを互換の予定である.
ICMF2004については,circular配信のためのメールアドレスの準備,会議の実施体制整備,登録事務の方法,会議会場,バンケットなどに関して準備を進めた.
日欧二相流専門家会議については,日本側代表:冨山氏と欧州側代表Dr. CelataおよびProf. Zunとの間で原案が作成され,理事会承認の後,講演募集が行われた.
近隣諸国の若手研究者招聘については,HewittおよびTheofanous両教授を本会15周年記念事業で招聘するため見送ることとした.
2.3 情報部会報告
情報部会の活動について,篠田情報部会長が欠席のため,2001-5-01に基づいて齋藤総務部会長より説明があった.学会誌については,第16巻2号を6月15日に発行する.また,第16巻3号を9月15日に発行予定.第16巻3号および4号については,順調に準備が進んでいる.次期の編集委員が8名退任されるので後任を早急に決める必用がある.
J-STAGEについては,学会の情報発信のグローバル化を図る上で活用すべきとの意見が出された.電子化作業を1年分は無料でJ-STAGEサイドにて行ってもらえるが,2年目以降は,学会で行うことになる.これについては事務局で実施することとなった.
2.4 学生会報告
片岡学生会担当理事より,資料2001-5-12に基づいて,学生会の活動報告が行われた.2002年度の夏季セミナーは,8月1,2日に愛知県労働者研究センターで行う予定.参加申込者:学生36名,教官10名.
関東地区(6月24日)および関西地区(6月21日)において学生会講演会を開催した.また,学生会ニュースレターに1号を発行.学生優秀講演賞の案内を行うとともに,年会における評価表を作成した.
2.5 総務部会報告
齋藤総務部会長より,資料2001-5-03に基づいて2002年度役員選挙の総括が行われた.また,次年度に選挙プロセス等を引き継ぐ詳細な資料が提示された.
森財務委員長が欠席のため,齋藤総務部会長より資料2001-5-09に基づいて,2001年度決算の途中経過が報告された.7月10日をめどに2001年度の決算報告を完了したい.

 3.学会賞選考
小澤副会長(学会賞選考委員長兼務)より,日本混相流学会平成13年度学会賞の審査結果が報告された.審査結果は下記の通り.
業績賞
該当者なし.
技術賞
該当者なし.
論文賞
西山 秀哉氏(にしやま ひでや) (東北大学流体科学研究所)
佐藤 岳彦氏(さとう たけひこ) (東北大学流体科学研究所)
神山 新一氏(かみやま しんいち)(秋田県立大学システム科学技術学部)
「複雑流路内の超音速微粒子プラズマ流動の電磁場制御に関する研究」
奨励賞
北川 石映氏(きたがわ あつひで)(福井大学大学院工学研究科博士後期課程)
「分散性混相流における高精細数値シミュレーションの実現」
萌芽賞
波津久 達也(はづく たつや)(東京商船大学動力システム講座)
「PIVとLFDによる自由液面下3次元液速度の計測」

 4.名誉会員推薦
小澤副会長より,審査結果に基づき,日本混相流学会名誉会員の推薦が行われた.
Professor James H. Whitelaw (Imperial College of Science, Technology & Medicine)
Emeritus Professor Clayton T. Crowe (Washington State University)
Professor Dr.-Ing. Matthias Bohnet (Technishe Universitaet Carolo-Wilhelmina zu Braunschweig)
川島俊夫 (東北大学名誉教授)

 5.年会講演会2001および第20回混相流シンポジウムについて
中村実行委員長(日本混相流学会年会講演会・混相流シンポジウム実行委員長)より,資料2001-5-1および2001-5-11に基づいて,年会とシンポジウムの準備状況が報告された.綿密な計画により順調に進んでいるとの会長のコメント.

 6.日本混相流学会設立15周年記念行事
井小萩副会長より,資料2001-5-05に基づいて,15周年記念行事の詳細が報告された.準備は中村実行委員長と連絡を密にとりながら進められている.

 7.個人・維持会員状況
齋藤総務部会長より学会の個人および維持会員の状況説明があった.個人会員は微増にとどまっている.

 8.その他
なし.

II. 審議事項

1.評議員および監事選挙結果
資料2001-5-04および選挙管理委員会資料に基づき,2002年度の評議員および監事選挙結果が齋藤総務部会長より報告され,審議された.メール理事会での審議結果が追認された.

2.会長選挙結果
選挙管理委員会資料に基づき,2002年度として選出された評議員の互選により,柘植綾夫氏が2002年度の日本混相流学会会長に選出されたことが,齋藤総務部会長より報告され,審議された.メール理事会での審議結果が追認された.

3.役員選挙に関わる諸問題
役員選挙の円滑な進め方について審議され,2001-5-04のプロセスや注意事項に基づいて,今後も実施することが確認された.

4.2002年度役員について
柘植副会長より,2002年度の役員について,2001-5-06に基づいて案が説明された.審議の結果,理事会の承認を得た.概略は以下のとおり(敬称略).
柘植綾夫(会長),井小萩 利明(副会長),三島嘉一郎(副会長),社河内敏彦(副会長),齋藤隆之(理事・情報部会長),稲葉英男(理事・企画部会長),菱田公一(理事・国際部会長),上野 隆司(理事・総務部会長),藤川重雄(理事),竹中信幸(理事),森治嗣(理事・財務委員長),古内正美(理事),田中敏嗣(理事),大田治彦(理事),辻 裕(監事),古寺雅晴(監事),片岡勲(年会講演会・混相流シンポジウム実行委員長),東恒雄(日本学術会議水力学・水理学専門委員会委員),清水昭比古(論文審査委員長),芹沢昭示(国際連携委員長),梶島岳夫(選挙管理委員長),阿部豊(インターネット運営委員長),井口学(混相流ハンドブック出版委員長),堀井清之(混相流技術リエゾン専門委員長),松本洋一郎(ICMF委員長),冨山明男(日欧二相流専門家会議委員長),賞雅寛而(ICeM委員長)

5.2002年度事業計画
資料2001-5-08に基づいて,齋藤総務部会長より2002年度の事業計画の素案が示された.審議の結果,各部会長が各部会の事業計画をとりまとめ,齋藤総務部会長へ送付することとなった.

6.2002年度予算案
資料2001-5-08に基づいて,齋藤総務部会長より2002年度の予算計画の素案が示された.審議の結果,各部会長が各部会の予算計画をとりまとめ,齋藤総務部会長へ送付することとなった.

7.混相流学会ホームページ利用法について
学会の情報発信を積極的に行うとともに,使用方法,責任の所在,セキュリティーの確保などについて審議された.次期体制の基で,総務部会長,情報部会長ならびにインターネット運営委員長により内容を詰めていくこととなった.

8.2003年度年会講演会および第22回混相流シンポジウムについて
資料2001-5-07を基に,2003年度年会および第22回混相流シンポジウムの開催地ならびに実行委員長を審議した.開催地は大阪,実行委員長は片岡勲大阪大学教授とすることが了承された.

9.その他
なし.

以上
作成者:総務部会長 斎藤隆之

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